育児日記を始めたきっかけ

育児日記を始めたきっかけ

コロナ禍での出産と子育て

COVID-19(新型コロナウイルス)が2019年末に発見され、WHOは2020年1月30日「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。

2020年の11月に予定していた結婚式を翌年の2021年に延期したものの、12月に妻の妊娠がわかったため結婚式をキャンセルすることに。今もなお新型コロナウイルスの猛威は衰えず、世界中で異常事態を作り出しています。(2022年1月現在)

そして2021年の夏に第一子が生まれました。
パンデミックの中で家族が増え、それをきっかけに子育てに対する意識、社会に対する見方が著しく変わりました。子どもが大きくなった時に自分の乳幼児の記録に触れられるように、またこれから成長していく我が子に向けた手紙としてブログを始めることにしました。

それぞれの両親や友人関係、家庭事情などの違いもあると思いますが、子どもや社会と向き合うひとつのきっかけになればと願います。

自然に育てるということ

子どもを自然に(薬や加工品に頼らず)育てようと夫婦で決めたものの、幾度となく様々な問題に向き合い、他の人はどうしているのかネット検索をして答えを見つけようとしました。

検索結果の多くは、大企業や病院、医師のコラムなどに掲載されている社会的常識で、必ずしも自分たちの望む子育てのコンテンツとは異なります。

「自然派」や「自然流」と言われるような、完全母乳育児や布おむつ、反ステロイドなど、振り切った情報もいくつか見つけられるのですが、自分たちにとって都合の良い(自然派であり、一般的な)子育をしている人の意見がほとんど見つからず、結果多くの本に助けられることになりました。

ネット情報は何が正しいのかわからない

ネット検索で多くの情報を手に入れることができるようになりましたが、その情報が本当に正しいものなのか、自分が必要としているものなのか、調べれば調べるほどわからなくなってしまいました。

新型コロナウイルスやワクチンの影響で、メディアの情報や、YouTube、Facebook、TwitterなどのSNS投稿は、ワクチンに異論を唱える内容のものが次々に削除されていたり、あきらかに偏った見解があたかも正しいかのような報道を見ていると、何が正しいのかわからない世の中にいることに不安を覚えます。

何が正しくて何が間違いかを決めつけるのではなくて「自分が何をしたくて何を信じたいのか」と考え方を切り替えたら、モヤモヤが晴れて生きやすさを感じることができました。

それぞれの正義を振りかざしたぶつかり合いが絶えません。ワクチンを打つ人がいてもいいし、打たない人がいてもいい。どちらが偉いわけでも正しいわけでもなく、お互いをリスペクトできればそれで良い。一方通行の情報を鵜呑みにして、何も考えずに行動することの方がよっぽど恐ろしいということに気づきました。

参考文献

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